ネイルとやらに全く興味がない女がネイルサロンに行ってみた
おしゃれは指先からと言う人もいれば足元からという人もいるし、結局なんなんだって話です。
どうも、boku_watashiです。
私は決して美意識が低いわけではないと思います。ただネイルに関しては本当に理解ができなくて、「たかが爪に毎月1万近くもかける意味がわからない。」と思っていました。
爪なんて言ってしまえば死んだ細胞です。もうすでにお亡くなりになられたものにいくら死化粧を施そうと、死んだものは死んでるんです。
しかし何事も経験。今回は「何事も経験シリーズ第一弾」ということで、ネイルサロンに行ってきました。
私は某ビューティー系予約サイトで近場のネイルサロンを検索し、中でも比較的評価が高いところを選びました。初心者でも安心を謳い文句にしているところでした。
私は緊張のあまり予約の1時間前に最寄駅に到着。ヨドバシカメラでスタインウェイを試し弾きしたり、買わないのに一眼レフの説明を受けたりしました。
ライカホスィ。。。
そんなこんなでいい時間になったのでネイルサロンへ。エレベーターで7階までいかなければいけなかったのですが、エレベーターの中が歯医者でやってもらう詰め物の液の匂いがしました。サロンの中に入ると案外お客さんでいっぱいで、部屋は清潔感そのものでした。
私が見た中のその店の客層としては、若い女子大生と金持ちマダムの二つに分かれていました。
私はそんなにお金がないので単色ジェルネイルを既にオーダーしてあったのですが、片手5本中2本をアートにしたり、3本をアートネイルにしたりでかなり料金が変わってくるのが印象的でした。しかも単色オンリーでも結構する。4000円近くでした。
店員さん曰く、ネイルケアのメニューも一緒にするのがおすすめだそうで、甘皮を押したりささくれた皮膚の部分をニッパーで切ったりすることで、かなり爪の範囲が広がり、ネイルも長持ちするのだそうです。私は万年深爪ぎみの超ベビーネイルの持ち主なので、お願いすることにしました。
早速施術が始まります。電動甘皮押し機で甘皮をぎゅうぎゅうされ、同時に爪の表面もきれいにしてもらいました。次はニッパーで皮膚をちょんちょんされ、結構これが癖になる。そのあと、ジェルネイルの定着をよくするために敢えて爪の表面を削りました。
ジェルネイルの特徴として、UVライトにあてて乾かせます。これがマニキュアとの一番の違いで、ジェルネイル液に入っている光重合開始剤というものが光を当てると硬化するのだそうです。数秒の照射で硬くなるので、マニキュアと比べかなり時間の短縮になるなと思いました。ジェルネイルはマニキュアと比べて持ちが良く、オフするまでずっと同じ見た目を保てることが最大のメリットなのですが、これは合成樹脂が入っているからなのだそうです。
そんなこんなで施術も終わり、マッサージをしてもらいました。担当の方曰く、全く凝っていないそうです。普段ペンを握っていないのがバレてしまいました。
BEFORE
AFTER
可愛い。
元々爪の形が悪い私は、濃い色のネイルをすることで結構ごまかせます。
1時間を見積もっていたのですが、結局1時間半かかりました。デザインネイルをしたりオフしたりしていたら2時間は軽く超えるのではないかなと思います。
そして払った金額は...
7000円弱
結構膨れ上がりました。
漫画だったら10冊は買えますね。
まとめ
何事も経験ということでチャレンジしてみたジェルネイルですが、おそらく今後定期的に行くことは無いと思います。いくら持ちがいいジェルネイルをしたって3週間で落とさなければいけません。爪にも良くないですし、自爪とネイルの間に気泡が入って、そこに水が溜まるとグリーンネイルと言って、雑菌が繁殖し、カビが生えるそうです。ネイルアートをしている人の6割がグリーンネイルの予備軍みたいです。
実際、定期的にネイルサロンに行く時間とお金の余裕があるのは、お金持ちの主婦だと思います。客層を見ても絵に書いたような富裕層のおばさまが目立たからです。学生のうちはマニキュアで我慢した方がいいのかなと思いますね。
でも結婚式とかパーティーとか、おめかしする前日にネイルをしてもらうのはいいなと思いました。自分でやるより格段と綺麗に見えるし、単純にネイルサロンではやれるデザインが増えるからです。実際手元を見たときに、爪が可愛いとテンションも上がりますしね。
今までネイルに金を払うのは馬鹿だと思ってましたが、何に価値を置くかは人それぞれなので、ネイルにお金を払うのもいいのかなと思います。
どこに価値を見出すかは本当に人それぞれなので、いくら自分的には無価値に思えても、その人の趣味や好みを否定してはいけないなと思いました。
おわり