億稼げそうなビジネス考えた
刻一刻と夏休みの終わりが近づいている。
学生たちは頭の片隅に追いやられた課題に追われていることだろう。
私はラッキーなことに学生という身分は一応卒業したので課題はやらなくてもいいものの、夏休み後の生活費をどうやって稼ぐか考えなければならない。
学生の皆さんには分かっていただけないかもしれないが、安定する集団に属していないというのは果てしなく不安なのである。
毎日嫌でも顔を合わせる人がいる。それがなんと幸せなことか。
これでも半年前までは一丁前にJKを名乗っていた。
毎日切りすぎたスカートの裾を気にしながら電車に揺られ、学校に着けば友達と下らない事で大笑いし、放課後はコンビニでアイスを買って、食べながら帰った。授業は一個も聞いてなかったけどJKだったから、最強だった。なにもかもが最強だった。
そんなJKというどんな保険会社よりも強い保険から外れた今だから言いたいことがある。
夏休み直後は学校なんて行きたくないのはわかる。私も夏休み直後はプチ不登校かますほど行きたくなかった。
大人になったら出会いと同じくらい別れがある。それはやはり、ほんの少しの価値観の違いだったり、単に会話のテンポがちょっと違ったり、一瞬の表情、態度、そんな小さな事が意外なほど人を遠ざけるということに最近気が付いた。
しかし学校というこの世で一番強くて一番窮屈な集団に無理矢理押し込められた学生たちはそんなこと言ってられない。
嫌でも毎日顔を合わせるから、多少は冷静な自分に見て見ぬ振りをして周りに合わせなきゃいけない。どんなに気まずくても、クラスメートには次の日必ず会う。
この「必ず会う」の安心感よ。大人になったらどんなに「絶対会おうね」って言ったって行動しなきゃ会えない。
でも学生は毎日学校に行くだけでいい。そこには「必ず会える」人がいる。さらに勉強も運動も社会勉強もできちゃう。こんなお得なことはない。
だからつべこべ文句垂れてないで学校へ行け。羨ましすぎて糖尿病になりそうだ。
どうも、boku_watashi です。
昨日旅行から帰ってきまして...
飛行機キャンセルとディレイを食らって予定より7時間遅れて着いたんですけども...
空港の冷たい床に気が遠くなるくらい座っていたら何故かくるぶしが超痒くなって空港のど真ん中で大泣きしました。
旅行ってすごく楽しいものですよね。
何ヶ月も前から調べて、準備して、もうこの時から楽しいのに、出発前日の夜なんてワクワクが最高潮!
寝られるわけがない!!
目的地に到着したらスゥーっと深呼吸。いつもと違う空気、匂い、風景。
そこから2週間狂ったように食い、飲み、遊び、叫び、「もう私ここで死んでもいいわ!」
しかし地獄の時間は帰りの飛行機から始まる...
黄色い紙を配られ、「しまった!!ソーセージどうしよう...」。
そして降り立つと想像を絶する蒸し暑さ。足どりは重くなるばかり。
それでも少しソワソワする到着出口。しかし知ってる顔ぶれはそこにはない。
思わずため息をこぼす。
「せめてだれか迎えにきてたらなぁ...」
そう!!!
私はこれをビジネスにしようと思う。
旅行、出張帰りの到着ロビーは知り合いがいないのを分かってるはずなのに、どうしてもソワソワしてしまう。それでやっぱりいないと少し悲しい。
あんなに楽しかった旅行がこの一瞬で一気に現実に戻されるのはあまりにも酷だ。出張帰りなんて尚更誰かに労って欲しいだろう。
つまり、到着ロビーで待っててくれる人を手配するサービスだ。
利用者はあらかじめこのサービスを予約しておく。今回の旅や出張の情報を記入する欄があるのでそこに詳細を書く。そして到着したら誰かが自分の名前が書かれた紙を持って立っているのだ。
少し今回の旅について立ち話し、向こうは自分がいなかった間の出来事を話してくれる。
最後に写真を撮ってもらい、そこで解散だ。
なかなか需要あると思うのだが。
まあでも待っててくれる人が全く知らない人っていうのは少し萎える。しかもバケーション時期の真昼間に時間があるのは大体じいちゃんばあちゃんだ。
そこで、オプションで追加料金を払えば家族や好きな芸能人の顔写真を顔面に貼って待ってもらえるというのはどうだろう。
日本へ帰ってきたら櫻井君の顔写真を顔面に貼り付けたおばあちゃんが待っててくれるのだ。
少しは帰るのが楽しみにならないか?