ツンデレな母

「ツンデレな」って打ったら予測変換で「うんこ」って出てきました。

どうも、boku_watashi　です。

生物皆、お母さんの産道を通って生まれてきたんですから、仲良くしましょうよ、と言いたくなります。

私にも当然のようにお母さんがいます。

化粧っ気のない男勝りな母です。

昔はかなりかわいがってもらってて、頭蓋骨を母に噛まれたことも幾度かあります。

もう食べちゃいたいくらいかわいかったんでしょうね。

お風呂もよく一緒に入ってたし、一緒の布団で寝てました。

あれから40マイナス30年!!

中学一年生の時に風呂の誘いを初めて断られるのであります。

「おかーさん一緒にお風呂入ろうよ。」

「いやだよ。狭いもん。」

「おかーさんじゃあ身体拭いてよ。」

「それくらい自分でやって。」

「おかーさん髪乾かして。」

「やだ腕が疲れる。」

どうしてそんな塩になっちゃったんだおっかさんよお。

昔は一緒にお風呂入って髪洗って身体拭いて髪乾かして、歯磨きまでしてくれたじゃないか。

「おかーさん。」

「何。」

「もう頭噛んでくれないの。」

「だってあんたの頭皮臭いもん。」

おっかさんよお。昔は下の世話までしてくれたのによお。どうしてこうなっちゃったんだ。おっかさん。

うちの母はテレビをつけたままカーペットの上で寝てることがよくあります。

そんな母に私は思わず抱きつくのですが、

「ほんとに気持ち悪いからやめて?!」

「一緒に寝ようと思って…」

「自分の部屋で寝て?!何のためにベッド買ったと思ってんの?!」

「す、すいません…」

この歳でマンネリ化した夫婦の旦那の気持ち味わわせんじゃないよ。

綾小路きみまろもびっくりだよコリャ。

もう私は可愛くないんだっっっ泣

そう思って聞いてみました。

「おかーさん。」

「何？」

「うちってかわいい？」

「知らん。」

「ねえかわいい？」

「だから知らん。」

「ねえかわいい？」

「しつこい。」

「ねえかわi...

「かわいくない。」

「」

…

うわああああああああん 

そんな塩炸裂中の母ですが、だんだん丸くなってちょっとデレが出てくるようになりました。

「なにいあんた、そんな絵描いて」

と、ノックもせずに部屋に入ってくると私のやっていることに興味津々です。

「んー明日のプレゼンの絵描いてる。」

「色塗りお母さんやったげようか?!」

「いらんわ」

「なんでぇなあ。お母さん上手だよ?!」

と、最近は私のすることをやたら手伝いたがります。

文化祭のバンドの練習をしていると、

「おかーさんも出ちゃいかん?出たいわー。」

と、これまたやりたがります。

「学校の人しか出れんから。」

「ええがん、お面かぶりゃ。」

次の日ジバニャンのお面を買ってきた母でした。

ちなみに上の叫んでるチンパンジーの写真は偶然見つけたのですが、腹抱えて笑ったのでわざわざ10ドル払って買ったやつです。

もう一個買ったので、明日の更新楽しみにしててください。